決勝点は後半48分であるアディショナルタイム追加して90分+3分に生まれた!
大谷選手が嶋田選手のカットインからのシュートのこぼれ球を見事にキーパー上部に突き刺し、キーパーも反応したが、見事に手を弾き飛ばしゴールに吸い込まれた。
実に9試合振りの勝利!
地元新聞でもちゃんと取り上げてくれてました。
〈ツエーゲン金沢〉お待たせ9戦ぶり勝利 辻田監督初白星「忘れられない」 群馬に1―0
引用元:北國新聞記事(Yahoo!より)
長かったトンネルからの脱出
ここ数年は入ってしまう勝利が遠ざかるトンネル。
今シーズンも入ってしまった。
その間、金沢で初のシーズン途中の監督交代もあったけど、新監督でる辻田監督が就任して4試合目で待望の勝利!
辻田監督もJリーグ就任で初勝利とコメントの通り「忘れられない勝利」になった。
布石はあった。
前節はホームでチャンスがありながらの0-0の引き分け。
確実に守備の改善が見られて無失点で抑えられるようになってきた。
あとは点を取れば勝てるのだけど、反面シュート数は大幅に少なくなった。
監督が交代するとココまで変わるのか!と思うぐらい慎重なボールさばきでゲームをコントロールする展開となった。
思えば、伊藤前監督の時は、かなり攻撃重視のハイライン・ハイプレスで試合は負けていても、シュート数大きく突き放し本数では負けないサッカーだった。
観ている方は面白かったかもしれない。
それでもやっぱり守備は大事だった。
確かに失点することでのダメージは大きく、巻き返しをはからなければいけないプレッシャーでより焦りからか、複数失点も多かった。
先日亡くなった森下仁之元監督時代は「堅守速攻」と固い守備を武器にJ2を席巻した時もあったほどだった。
そんな、喪章を付けて(群馬も付けてくれた)臨んだ今節は、まるで森下さんが勝たせてくれたような堅い守備からのご褒美でいただいた1点を守り抜いて勝ちとった勝利だったと思う。
冴えわたる守備の中心
今節はファインセーブでチームをかなり救ってくれた。
2人挙げたい。
1人目はGK山の井選手。
昨年は上田選手の後塵を拝していたけど、今年はキャプテンマークを巻く試合もあるほど、正GKである自覚を持って、気迫を前面に押し出し、またメンタルトレーニングで鍛えたと思われる冷静さも持ちながらセービングしている。
特に今節は無失点に抑えられたのは、山の井選手の功績が大きいと思った。
2人目はキャプテン畑尾選手。
復帰してからのリーグ戦は2試合連続で無失点。
今節は出場停止明けの山本選手が戻りどんな布陣になるかなと思っていたけど、前節に引き続き、CB真ん中に入り、左は山本選手だった。
ヘディングの強さはピカイチで、群馬は古巣になるが前節に引き続き、闘志が前面に溢れ気迫で周りの選手を鼓舞しているような感じが伝わった。
今節お休みになった長倉選手もいるので、これでCB選手層は少し回復出来てきたことで今後が楽しみになってきた。
この2人がいてこそ、今節の無失点勝利に繋がったと思う。
今後について
次節はホームで福島戦。
次節は第19節になるため、前半戦の折り返しとなる。
チーム雰囲気は今節の勝利で上昇傾向のハズ!
この勢いを保ちつつ、上位陣に割って入れるよう後半戦の巻き返しのためにも、
ホームでぜひ前半戦締めでの勝利を願う!!
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