3週間の中断明けの今節は、大宮に乗り込んでのアウェイ。
豪華な補強を行い2連勝し中断に入り、新戦力との融合も図り、休養も十分で夏場を迎えたけど、結果は2-0の完敗。首位大宮はやっぱり強かったです。
悔しいけど、やっぱり首位。試合運びの余裕すら感じ、入場者も11177人と1万人超えの大観衆を味方に付けての勝ち点3を持っていかれました。
今回迷いなく、アウェイ遠征でNACK5スタジアムに乗り込み現地観戦。
金沢サポーターも500人以上の大所帯で、大声援での応援でした。
ゴール裏ビジターシートは、かなり狭く感じ大宮側の感覚が正しく(!?)、ゴール裏1/3程度でしたが、ちょうど席が埋まるぐらいでした。
それでは、試合を振り返ってみます。
2失点はもったいない
1点目は開始早々の前半4分。
セットプレーが切れてすぐにツエーゲンの守備が整っていないことを見逃さず、大宮GKからのゴールキックが、ちょうど前線の選手にダイレクトに繋がれ、カウンター一発でやられました。
入れたオリオラサンデー選手も見事ですが、GK笠原選手の試合全体を観ていた戦術眼は素晴らしいと思います。実際は分かりませんが、おそらく研究もされていてのカウンターと思ってしまいました。
2点目もオリオラサンデー選手。
後半21分。ツエーゲンが追い上げているところに、大宮左サイド斜め45度から、シュート気味のクロスで金沢GK上田選手が弾いたところに、オリオラサンデー選手がちゃんといました。
これも狙ったいた動き、かと思うぐらい、詰め方が上手いなと思いました。
オリオラサンデー選手を夏の移籍で取った大宮の強化部は見る目があるなと思うぐらいの的確な補強です。
徳島からレンタルで八戸にいた前半戦は、それほど脅威に感じなかったのですが、今節はアフリカ出身選手の独特なココ一番のスピードでかき乱している感がありました。
今後、注目の選手になりそうです。
押していたのですが
ツエーゲン側も終始攻めていました。
惜しいシュートもありました。
しかし、試合後の大宮の市原選手のコメントでもありましたが、ボールを「持っていた」のではなく、「持たせられていた」ようです。
ホームでの大宮戦を観ていても思ったのですが、大宮は守備の時は5バック+選手全体でコンパクトで固め、ボール奪取した後に落ち着いて攻撃するイメージでした。
今節もそう言えば、金沢でボールを持っているけど、最後の決定的なところはクリアされるか球際を強くボール奪取されるか、メリハリが強いものでした。
この試合を糧に次に向けて欲しい
負けは負けです。
まだ優勝が決まったわけではなく、昇格チームが決まったわけではないです。
今節終わって、自動昇格の2位まで勝ち点4離れてしまいましたが、逆に言うと今治が引き分けてくれたおかげで、勝ち点4しか差がないです。
今節終わり残り14試合。
もう14試合しかないのではなく、まだ14試合あるのです。
今節の反省点を克服して、次節の琉球戦から勝ち点を積み上げていってもらいたいです。
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