J3第5節カターレ富山×ツエーゲン金沢

初の北陸ダービー。プレシーズンマッチでは、金沢ゴーゴーカレースタジアムで対戦したけど、その時は、1-4と圧倒的な敗戦だった。

J3とはこういうものだよ、と教えられた気がした。

しかし、開幕してからは両チームとも苦しい状況が続く。富山は引き分けが多く未勝利。金沢は開幕3連敗の後、前節でやっと初勝利。

やっぱり、スポーツの世界は思うようにいかないものです。

荒れている気候でのピッチコンディション

隣県とあって近く、久々のアウェイ遠征で観戦に行く。

でも天候は、暴風雨時々みぞれ交じりで、気温も3℃と、かなり寒くて最悪なところ。

いかにも北陸という天気で、秋春制に移行されると天気が心配だなと、たびたび思う。


県総ピッチの写真

そんな天候な中でも、入場者は3,000人入っていた。天気が悪い中に意外と入ったなと思ったけど、本来、カターレ富山としては、7,000人目標として呼び掛けていたみたい。

天気が悪くなければ、それぐらいの期待は出来たのかもしれない。

久々に陸上競技場で試合を観る。金沢でのサッカー専用スタジアムに慣れてきて、ピッチまでの距離がトラックの分、随分と遠く感じ、メイン席からでも選手が小さくて見づらくなってしまった。

そう思うと、サッカー専用スタジアムを持っている金沢は贅沢だなと有難さを感じた。

カターレ富山サポーターの写真
ツエーゲン金沢サポーターの写真

収容人数は25,000人だけど、入場者数3,000人では、かなり空きが目立つ。金沢ゴーゴーカレースタジアムは、定員10,000人で少ないと思ったけど、あらためて、カテゴリーに応じたキャパは大事で、観客を埋めることを期待していきたいとも思う。

どっちも譲らぬ攻防の中、富山に軍配上がる

風の影響がかなり強い。キーパーからのパントキックした時には、ハーフウェイラインから押し戻されるぐらいで、選手もボールの落下地点に苦労していた。


前半は0対0で折り返す。

どちらも決定機を作るのが難しそうだった。富山の方がチャンスがあるように見えたけど、金沢目線で見ると、プレシーズンマッチの時のやられ具合をみると、守備は良くなったようと思う。


後半に均衡を破る1点。

本日の唯一の得点は、金沢の隙を突いたなと思うもの。

最終ラインからの縦パス1本で5バックの隙間でFWに通し、そのまま金沢ディフェンダーの並びが崩れたところをセンターFWに渡して、利き足に持ち替えての落ち着いたシュートが決まる。

決めた富山の薄井選手は大卒ルーキーとは思えないぐらい落ち着いており、器用な良い選手だと思いました。


金沢は敗戦にはなったけど、前向きな点でいうと、1点に抑えたことでしょうか。

3バックから5バックと守備でブロックを敷く、ガッチリ守るぞが効いているのでしょう。でも、逆に攻撃が乏しく、今度は点を取るのが課題になってきている。

最後は4バックに変えて、4-1-4-1に変更してから圧力が増したように見えたけど、富山も点を入れたことで引いていたので、なかなか崩せない。

今後は流れの中での得点の形が見たいですね。

久々アウェイ訪問記

久々にアウェイに行くことが出来て、旅行気分も味わえて楽しかったです。

周りがいつものホームでの赤色に囲まれるのではなく、富山の青色が多くて、敵地に来たなとドキドキする感じが嬉しかったものです。

県総では、キッチンカーが沢山(数えてないけど、おそらく15台程度はいたでしょうか)いて、食べることには困らないことが羨ましかったです。

金沢も来客は似たようなものかもしれないので、もう少し食べるところが増えるとイイなと思いました。


次の第6節はホームで相模原戦。

元金沢の戦士も在籍します。彼らの凱旋になりますが、金沢戦以外は応援します。

ここは金沢のホームですので、一旦大人しくいただき、金沢のホーム初勝利を見たいです!

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